プロの思考を覗き見!架空の水族館「UOZORA」のロゴはこうして生まれた
【デザイナーQ&A】

プロの思考を覗き見!架空の水族館「UOZORA」のロゴはこうして生まれた【デザイナーQ&A】

企業の顔、ブランドの象徴ともいえる「ロゴ」。
普段、私たちが何気なく目にしているロゴが、どのようなプロセスで、どんな想いを込めて作られているかご存知ですか?

今回は、弊社のデザイナーHが架空の没入型水族館「UOZORA」のロゴを制作する過程を追いながら、知られざるロゴデザインの裏側をQ&A形式でご紹介します。

【ケーススタディ】架空の没入型水族館「UOZORA」のロゴ制作

まずは、今回のロゴ制作の題材となる架空の施設の設定を見てみましょう。


■ご依頼内容

  • ・施設名称: UOZORA (うおぞら)
  • ・業種: 没入型水族館
  • ・場所: 銀座
  • ・概要: と空の境界をテーマに、最新テクノロジーを多く取り入れた水族館。
  • ・コンセプト:
    「空を泳ぐ、海を見上げる。」
    水と空のあわいを漂うような、静けさと浮遊感に包まれた空間。
    癒しと神秘性、そして親しみやすさを兼ね備えた水族館ブランドを構築する。

完成したロゴデザイン

これらの設定を基に、デザイナーが制作したロゴがこちらです。

完成した”UOZORA (うおぞら)”ロゴデザイン

海と空の境界線である「水平線」をモチーフに、シンプルながらも施設のコンセプトを深く表現したデザインです。

この水平線には、

  1. 空と海が交わる場所
  2. 施設と利用者のコミュニケーション
  3. デジタルとアナログの融合

という3つの意味合いが込められています。

また、色使いにもこだわりが。銀座という土地の洗練された雰囲気を保ちつつ、黎明(夜明け)をイメージした色彩で、訪れる人のワクワク感や未来への期待感を表現しています。

デザイナーに聞く!ロゴ制作の舞台裏 Q&A

それでは、このロゴを制作したデザイナーHさんに、ロゴ作りの裏側について質問していきましょう。


Q1. ロゴはどんな順番で作るのですか?

A.基本的に以下のステップで進めていきます。

  1. お客様へのヒアリング、リサーチ
  2. コンセプト決め
  3. ラフ(手描き)
  4. 制作(Illustrator)
  5. ブラッシュアップ
  6. 完成、お客様への提出・提案

中でも特に「リサーチとコンセプト決め」が最も重要です。ここでブランドの核をしっかりと固めることが、最終的なデザインのクオリティを大きく左右します。

◆◆◆

Q2. ロゴ作りで一番大切にしていることは何ですか?

A.「背景を知ること」です。

その施設が「どこにあって」「誰が提案し」「どんな想いを持っていて」「将来どんなブランドになってほしいのか」。

お客様へのヒアリングやリサーチを重ね、これらの背景を深く、深く理解することを常に心がけています。今回で言えば、「海と空の境界がテーマなんだな」という表面的な理解だけでなく、その先に込められた想いをデザインに落とし込むことが大切です。

◆◆◆

Q3. デザインする上で特に気をつけていることはありますか?

A. 「ロゴは“ブランドの顔”である」という意識を常に持つことです。

その上で、以下の3つの点に特に気をつけています。

  1. 細部に至るクオリティ
    色や文字の形、要素間のスペースなど、細部までこだわり抜きます。ミリ単位の調整が、ロゴ全体の完成度を高めます。

  2. 独自性
    世の中に似たデザインがないか、徹底的にリサーチします。ブランドの独自性を確立するため、他のどこにもない、その企業だけのためのデザインを目指します。

  3. 長く使えるデザインか
    一過性の流行に流されない、普遍的なデザインであることも重要です。例えば、過度なグラデーションや3D効果は、その時は新しく見えても、数年後には古びた印象を与えてしまう可能性があります。シンプルで、時代を超えて愛されるデザインを心がけています。

デザインする上で特に気をつけていること:「ロゴは“ブランドの顔”である」という意識を常に持つこと

デザインする上で特に気をつけていること:「ロゴは“ブランドの顔”である」という意識を常に持つこと

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Q4.「UOZORA」のロゴ、デザインのこだわりポイントを教えてください!

A.細かい部分ですが、展開のしやすさや、様々な媒体での見え方まで計算しています。

  • こだわりのオリジナルフォント
    「UOZORA」のロゴタイプは、海洋生物のヒレをモチーフに、シャープさと柔らかさを両立させたオリジナルフォントです。これにより、水族館らしい浮遊感やしなやかさを表現しています。

  • 白黒でも伝わるデザイン
    ロゴはカラーで使われるとは限りません。白黒で印刷されたり、単色で表現されたりしても、そのブランドらしさやデザインの質感が伝わることが非常に重要です。

  • 多様な媒体に展開できる「コミュニケーションライン」
    ロゴのキーポイントである水平線は、WEBサイトやパンフレット、看板など、様々な媒体でデザインのアクセントとして使えるように、「コミュニケーションライン」と設定しました。これにより、ブランドイメージに一貫性を持たせながら、柔軟なデザイン展開が可能になります。

デザインのこだわりポイント:展開のしやすさや様々な媒体での見え方まで計算

デザインのこだわりポイント:展開のしやすさや様々な媒体での見え方まで計算


まとめ:世界にひとつだけのロゴが、ブランドを強くする

いかがでしたか?

デザイナーは、お客様との対話や入念なリサーチを通じてブランドへの理解を深め、その背景にある想いやストーリーをデザインに落とし込むことで、世界にひとつしかないロゴをつくり出します。

優れたロゴは、

  • 企業のイメージを形成し
  • 認知度を拡大させ
  • 他サービスとの差別化を図る

という、非常に重要な役割を担っています。

企業や商品、サービスの象徴を捉えたロゴ制作をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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